高額になってもガソリン車ではなくハイブリッド車を選ぶ理由

カローラ アクシオに見るハイブリッド車とガソリン車の違い

トヨタ カローラアクシオ ハイブリッドG

ハイブリッド車のセールスポイントの考察するにあたり、トヨタのカローラ アクシオを題材にチョイスしました。カローラ アクシオを選んだ理由は、HV専用車でないこと、併売されるガソリン車のエンジンが同じ排気量であることです。

エンジンは、ハイブリッド車もガソリン車も1.5L 直4DOHC。サイクル方式は、ハイブリッド車がアトキンソンサイクル、ガソリン車はミラーサイクルです。どちらも熱効率を高めて燃費を重視する仕様。グレードは、同じ”G”で比較します。

・カローラ アクシオ ハイブリッド G(FF)
車両本体価格:2,298,240円
JC08モード燃費:34.4km/L
燃料タンク:36L

・カローラ アクシオ 1.5 G(FF、CVT)
車両本体価格:1,861,920円
JC08モード燃費:23.4km/L
燃料タンク:42L

車両本体価格の差額は、436,320円。燃費でハイブリッド車が11km/L優れるものの、ハイブリッド車の魅力はこの価格差を埋めることができるのでしょうか。

ハイブリッド車の魅力①:燃費が良い

トヨタ カローラ アクシオ ハイブリッドG

ハイブリッド車最大の魅力は燃費の良さです。やはり11km/Lの差は大きく、満タン時の航続距離を比較するとハイブリッドGは、34.4km/L×36Lで1,238.4km、1.5Gは23.4km/L×42Lで982.8kmです。どちらも使用燃料はレギュラーガソリンなので、仮に年間5,000kmを運転するならハイブリッドGの給油回数は4回、1.5Gは5回となり、ハイブリッドGのほうが1回少なく済みます。

さらにガソリン(145円/Lとした場合)を満タン給油すると、ハイブリッドGは145円×36Lで5,220円、1.5Gは145円×42Lで6,090円となり、差額は870円。ガソリン価格が高騰すれば、その差額はさらに大きくなります。

ハイブリッド車の燃費の良さは、給油回数の少なさと満タン時の安さ(カローラアクシオの場合)に現れます。

ハイブリッド車の魅力②:リセールバリューが高い

トヨタ カローラ アクシオ ハイブリッドG

リセールバリューとは、下取り価格のこと。売れている車ほど中古車市場でも人気なので、下取り価格を多少上げてでも在庫を揃えようとします。現在、中古車市場で高年式車の人気の中心はハイブリッドカーです。

カローラアクシオの3年後の下取り価格を比較してみます。トヨタ自動車がインターネットで公開している買取参考価格によると、2015年式カローラアクシオ ハイブリッドGは103万円で、当時の車両本体価格の197.6万円に対し、約52%の下取価格になります。一方、1.5Gは157.1万円の新車価格に対し、74万円が下取り価格で、約47%と、ガソリン車のほうが下落率が大きくなります。

その差額は29万円で、新車時に40万円あった差が、11万円まで縮小する結果になっています。

2018年モデルにこの下取価格率を適用すると、ハイブリッドGの3年後の下取予想価格は119万円、1.5Gは87万円となり、32万円差。新車時の価格差は2015年モデル同様、実質11万円にまで縮小します。

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