レンタカーの寿命は?入れ替えのタイミングはいつ?

レンタカーの寿命は何年くらい?

わナンバー レンタカー

日本車の寿命は一般的に、走行距離が10万kmから15万km、経過年数では12年程度と言われています。もちろん、故障があれば部品を交換するなど、修理し続ければ乗り続けることはできますが、その時点でのクルマの価値よりも修理代が高くなれば、買い替えを検討することになります。

乗用車のレンタカーの場合、1年の平均走行距離は2万km〜3万km、利用者の多い都市部では3万km〜4万kmにもなるそうです。

レンタカー会社は、「道路運送法」という法律のもと、クルマを一般に貸し出しています。レンタカーは”営業車”として扱われ、車検は新車登録の2年後、その後は毎年、取得することになります(軽自動車は除く)。

では、レンタカーの寿命はどのくらいになるのでしょうか。

大手レンタカー会社の場合、レンタカーの寿命は1〜3年と言われています。人気の車種では2年で8万km以上になることもあるので、それなりに妥当にも思えますね。

しかし、なかには3年経っても走行距離が10万kmに届かない人気のないクルマもあるはず。それらのクルマは、まだまだ使うことができますし、なおかつ年式も古くありません。それなのに、なぜ入れ替えてしまうのでしょうか?

入れ替えのタイミングが早い理由とは?

中古車

大手レンタカー会社が1〜3年でレンタカーを入れ替える理由は、新しいモデルに人気が集中するからです。たとえ年式が新しくて整備が行き届いていても、走行距離が10万kmを超えているクルマは、お客様から敬遠されがちですし、新型車が出たら新しいクルマに乗ってみたいという人は多いものです。

特に、自動車メーカー系のレンタカー会社であれば、新型車がデビューしたらなるべく早くラインナップに入れ、ユーザーへの宣伝に利用することができます。新型車をじっくり試してみたい、と思う人が利用できるよう、その車種限定のキャンペーンを行うレンタカー会社もあります。

また、夏の行楽シーズンの前に、ミニバンなど旅行向きの車種を増車し、シーズンが終わったら古いクルマから順次入れ替える、というレンタカー会社もあるようです。

では、レンタカーを引退したクルマは、その後どうなるのでしょうか?

レンタカーを引退したクルマは、その後どうなるの?

中古車

中古車情報誌やサイトなどで、”レンタアップ”とか、”レンタカー上がり”と記載されたクルマを見ることがあるかもしれません。これはレンタカーが引退した後、中古車市場に流通しているクルマのことです。「レンタカー落ち」と呼ばれることもありますね。

中古車として販売されているクルマにレンタカーとしての使用歴がある場合は、プライスボードにその旨を表示するよう「自動車公正取引協議会」によって義務付けられています。

レンタアップ車は、走行距離が伸びているため、同じモデルの中古車と比較して、価格がこなれています。またレンタカーは、半年に一度整備することが法律で義務付けられていますから、個人所有だったクルマよりもきちんと整備されています。これらはレンタアップ車のメリットと言えるでしょう。

逆にデメリットとしては、年式の割に走行距離が多いことや、不特定多数の人が乗っていたので、どんな乗り方をしてきたのか分からないという点が挙げられます。また、レンタアップ車はメーカー保証の対象外となるので、購入を検討する際にはその点を考慮する必要があります。


レンタアップ車の購入を検討している方は、クルマの状態や整備状況をよく確認することをお勧めします。

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文・立花義人
フリーライター。5歳の頃に自動車図鑑で見たアルファロメオのデザインに衝撃を受け、以降クルマに魅了される。様々なクルマの個性を知りたいと考え、免許取得後国産・輸入車問わず20台以上を乗り継ぐ。車検整備を取り扱う企業に勤務していた際、メンテナンスや整備に関する技術や知識を学ぶ。趣味はドライブ、食べ歩き。現在の愛車はパサート・ヴァリアント。

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