スズキ ジムニーが愛される理由

ジムニーの誕生

スズキ ジムニー 初代

スズキ ジムニーの原型は、ホープ自動車が1968年に発売した「ホープスター ON型」でした。軽自動車初の4WD車でしたが、その売れ行きは思わしくなく、会社自体も経営難に陥ったことから、ホープ自動車は、その製造権をスズキ自動車に売却しました。

スズキは、エンジンを自社製に載せ替え、大幅な改良を加えたうえで、スポーツタイプのスタイリングに変更、1970年に記念すべき初代ジムニーを誕生させました。

軽自動車規格ながら、ラダーフレームや頑丈な前後リジットアクスル、高低2速のトランスファーなど、本格的な4WD構成は、当時としては画期的で、この構成は今でも変わらず守られています。

ジムニーの変遷

ジムニーは50年近い歴史のなかで、何回もマイナーチェンジされましたが、フルモデルチェンジはわずか2回だけです。このライフサイクルの長さは、ジムニーが長く愛され続けていることを裏付けているとも考えられます。

2代目ジムニー(1981~1998年)

スズキ ジムニー 2代目(1981)

デビューから11年目にして、初めてのフルモデルチェンジをしました。本格4WDの基本コンセプトやシャシーレイアウトは変更しませんでしたが、ボディやフレーム、デフ、トランスミッションなどを一新。

スタイルは、ミリタリイカー的なイメージから、ファッショナブルな方向へ変貌し、車内の快適性や操作性を向上させました。これにより、人気が一気に高まりました。

3代目ジムニー(1998年~現在)

スズキ ジムニー 3代目(JB23)

1998年10月、衝突安全性を主目的にした軽自動車規格の変更(全長&全幅の拡大)に対応するため、フルモデルチェンジが行われました。スタイルは、当時人気があった三菱のパジェロ ミニを意識して、丸みを帯びた乗用車風のデザインを取り入れました。

外観は変わりましたが、縦置きエンジン、高低2速のトランスファー、前後のリジッドアクスルの伝統は継承されました。

軽の特徴を生かした圧倒的な悪路走破性

スズキ ジムニー XC

ジムニーの最大の強みは、通常のSUVでは到底困難なオフロードでも、果敢に踏み込んで行ける点です。未舗装の狭い林道では、大きなSUVでは取り回しが難しいですが、小型のジムニーであれば難なく走破できます。

オフロードでの高い走破性や機敏性は、軽自動車ベースのコンパクトさと軽さが、大きく貢献しています。ちなみに、世界的には「マイクロミニ4WD」にカテゴライズされます。

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