狭い道でもストレスなし!車幅1,850mm以下の輸入車たち 〜セダン編

日本で車幅1,850mmを超えると、結構使いづらい…

ボディサイズが大きくなって、安全性や居住性、運動性能が向上するのは歓迎すべきことですが、それに合わせて道路や駐車場のスペースが拡大するわけではありません。

車幅の大きなクルマに乗っている人なら、少なからず経験しているのが、機械式駐車場のパレットに乗らないという問題。さらに、平置きの駐車場であっても、場所によっては隣のクルマとの距離が近くなってしまい、ドアが開けづらい、またはドアを開けられない問題もあります。もちろん、狭い道路ではすれ違いでも気を使わなければなりません。

ある自治体が公開している情報によれば、クルマを縦に停める場合の公共駐車場の標準サイズは、幅2.5m×長さ5.0mですから、全幅が1,800mmを超えるクルマでドアの厚みを約200mmとした場合、残りは300mm。片側150mmで、乗り降りができません。

まあ、実際には隣の車両側にもスペースがあるので、なんとかなることがほとんどですが、1.8mを超えるクルマが隣同士で並ぶと、残されたスペースはミニマムで、ドアを開けるのもやっと。そんな状況では、自分は気をつけても隣のクルマからドアパンチをいただいてしまうリスクも高まります。

また、機械式駐車場に話を戻せば、その多くが収容可能サイズを全幅1,850mm以下としており、ガイド的な役割もはたしているパレットの外枠にタイヤやホイールをこすってしまう可能性がありますから、パレットへの乗降は慎重にならざるを得ません。

そんなストレスをなるべくなら減らしたい。そんな方に、全幅1,800mm以下と1,850mm以下の輸入車を紹介しましょう。

全幅1,800mm以下

メルセデス・ベンツ CLA シューティングブレーク
アウディ A3 セダン 2017
BMW 3シリーズ 2016

まずは車幅1,800mm以下のセダンという、現在ではちょっと珍しいモデルを紹介します。

1,780mm:メルセデス・ベンツ CLAクラス(※クーペ、およびシューティングブレーク)
1,795mm:アウディ A3
1,800mm:BMW 3シリーズ

A3、CLAは、いずれも同社のコンパクトクラスモデルをベースにしたセダン(CLAは4ドアクーペ)なので、車幅が狭いのはわかるのですが、3シリーズは、ひとつ上のDセグメントでありながら1,800mmに収まっています。

ちなみにかつてメルセデス・ベンツのコンパクトシリーズとして発売されていた190Eシリーズの車幅は1,690mm、初代3シリーズ(E30)の車幅は1,645mm。昔の輸入コンパクトセダンは、いずれも5ナンバーサイズに収まっていたのです。

全幅1,850mm以下

キャデラック ATS セダン
フォルクスワーゲン パサート
ジャガー XE

全幅を1,850mm以下にまで拡大すると、該当する輸入車セダンの種類が一気に増えます。

1,805mm:キャデラック ATS
1,810mm:メルセデス・ベンツ Cクラス
1,830mm:フォルクスワーゲン パサート
1,840mm:アウディ A4、キャデラック CTS
1,850mm:メルセデス・ベンツ Eクラス、ジャガー XE

3シリーズのライバルであるCクラスやA4、フォルクスワーゲンのパサートやキャデラックのセダン2種などもすべてこのサイズに収まっています。

おもしろいのは、CクラスとEクラスが全幅1,850mm以下という枠組みにすると同じカテゴリーとなること。車格の違う2台ですが、車幅はそれほど差がないということが分かります。

ちなみに初代Cクラス(W202)の車幅は1,720mm、丸目4灯で知られる2代目Eクラス(W210)は1,800mm、1997年に発売されたパサートは1,740mm。

また、このサイズにジャガーのセダンが入っていますが、ジャガーというとXJを思い浮かべる方も多く、どうしても大柄な印象が強いので意外だったかもしれません。しかしジャガーには、かつてコンパクトセダンとしてXタイプという車幅1,790mmのモデルがあり、そのほかにもSタイプという車幅1,820mmのモデルも存在しました。

次ページ全幅1,850mmに収まりきらなかった輸入車セダン

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