「空飛ぶタクシー」が現実に!アウディとエアバス、試験飛行が承認される
更新日:2023.01.04
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タクシーが空を飛んだら、交通渋滞に巻き込まれることなく目的地に到着できる。
そんな夢のようなことが、現実になるかもしれないEU共同プロジェクトが、アウディが本社を置く、ドイツ・インゴルシュタットで開始されました。
『エアタクシープロジェクト』に関する情報をお伝えします。
そんな夢のようなことが、現実になるかもしれないEU共同プロジェクトが、アウディが本社を置く、ドイツ・インゴルシュタットで開始されました。
『エアタクシープロジェクト』に関する情報をお伝えします。
その名はポップアップネクスト
2018年3月8日から18日にかけてスイスで開催されたジュネーブモーターショーにおいて、アウディ、イタルデザイン、エアバスが共同で開発する「Pop.Up Next(ポップアップネクスト)」と呼ばれるモビリティが発表されました。
完全な自動運転の電気自動車で、まさに次世代モビリティです。
2017年に発表されたPop.Upを進化させたPop.Up Nextは、音声認証システムと顔認証システムに加え、視線追跡操作システムやタッチ機能、インテリアの一部として設置されている49インチスクリーンなど、従来車では考えられなかったシステムが多数搭載されています。
そして一番の注目は、空中移動も可能としていること。つまり、地上を移動する際は自動車として、空中を移動する際はヘリコプターのような乗り物(VTOL)として活躍します。
それを可能としているのが、軽量な2人乗りキャビンです。このキャビンを使用用途に合わせて、車両型モジュールと飛行用モジュールに取り付けます。
完全な自動運転の電気自動車で、まさに次世代モビリティです。
2017年に発表されたPop.Upを進化させたPop.Up Nextは、音声認証システムと顔認証システムに加え、視線追跡操作システムやタッチ機能、インテリアの一部として設置されている49インチスクリーンなど、従来車では考えられなかったシステムが多数搭載されています。
そして一番の注目は、空中移動も可能としていること。つまり、地上を移動する際は自動車として、空中を移動する際はヘリコプターのような乗り物(VTOL)として活躍します。
それを可能としているのが、軽量な2人乗りキャビンです。このキャビンを使用用途に合わせて、車両型モジュールと飛行用モジュールに取り付けます。
アウディ・エアバス・イタルデザインの共同開発
前述したように、Pop.Up Nextの開発に関わっているのは、アウディ、エアバス、そしてイタルデザインという3つの会社です。
アウディはドイツが世界に誇る自動車メーカーであり、エアバスはヨーロッパ発祥の航空機器や宇宙機器を製造している会社、そしてイタルデザインは1968年にイタリアで誕生したデザイン会社です。世界的な有名企業が関わって開発されたのが、このポップアップネクストということになります。
アウディはこのプロジェクトにおいて、バッテリー技術と自動運転技術を提供しています。
アウディはドイツが世界に誇る自動車メーカーであり、エアバスはヨーロッパ発祥の航空機器や宇宙機器を製造している会社、そしてイタルデザインは1968年にイタリアで誕生したデザイン会社です。世界的な有名企業が関わって開発されたのが、このポップアップネクストということになります。
アウディはこのプロジェクトにおいて、バッテリー技術と自動運転技術を提供しています。
実現に向けて動きも
2018年3月に発表されたばかりのポップアップネクストですが、すでに次の段階に向けて取り組みが進んでいます。
2018年6月20日、アウディのお膝元のインゴルシュタット市での「アーバン エア モビリティ プロジェクト」が発表されました。これによってインゴルシュタット地域が、エアタクシー試験運用のモデルとなります。このプロジェクトの同意書には既にドイツ連邦の運輸省大臣や市長、そしてエアバスやアウディの社長が調印しています。
陸も空も移動できるモビリティが完成すれば、都市交通インフラ、環境など、さまざまな問題の解決に向けて大きな進歩が期待されます。今後の進捗に期待です。
2018年6月20日、アウディのお膝元のインゴルシュタット市での「アーバン エア モビリティ プロジェクト」が発表されました。これによってインゴルシュタット地域が、エアタクシー試験運用のモデルとなります。このプロジェクトの同意書には既にドイツ連邦の運輸省大臣や市長、そしてエアバスやアウディの社長が調印しています。
陸も空も移動できるモビリティが完成すれば、都市交通インフラ、環境など、さまざまな問題の解決に向けて大きな進歩が期待されます。今後の進捗に期待です。