事故率4倍に!? 梅雨時の運転で気をつけたいこと

フロントガラス 雨 曇り

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雨の日のクルマは、窓の曇りや油膜、他のクルマが跳ね上げた水しぶきなどで、車外の様子が確認しづらくなります。また、晴れた日に比べて制動力が低下するなど、注意すべき点がたくさんあります。雨天時の運転で気を付けたいことを、まとめてみました。

文・加藤久美子
Chapter
視界がクリアだと運転のストレスはぐっと減少
雨の日はブレーキが利きにくいので車間距離は長めにとりましょう
渋滞時にはバッテリー上がりにも注意!

視界がクリアだと運転のストレスはぐっと減少

ワイパーが正常に作動し、雨の水滴が綺麗に拭き取れていれば問題ありませんが、ワイパーゴムが劣化していたり、ガラスに油膜が付いていたりすると、ビビり音が発生したり、拭き残しの跡が付いていたりして視界も悪くなり、ドライバーには結構なストレスになります。

ワイパーブレードは早めに交換し、油膜は専用の油膜取りで綺麗に落としておきましょう。ウォッシャー液に油膜取り効果があるものを使うことも有効です。(油膜を取ることはできませんが、予防にはなります。)

また、内窓を綺麗にしておくと、曇り発生率が格段に低くなります。

雨の日はブレーキが利きにくいので車間距離は長めにとりましょう

雨の降り始めは、路面に土や砂、ホコリなどが浮いて滑りやすくなります。ザーザー降りの雨にも注意が必要ですが、降り始めも油断せず速度を落として走行しましょう。

もちろん、タイヤの摩耗も要チェックです。溝がまだ残っていても、5年以上履いているタイヤはゴムの劣化によって制動力が大幅に落ちることもあります。

ちなみに首都高速道路の調査によると、雨の日は晴れの日に比べ、事故が約4倍になるそうです。事故原因の多くは、濡れた路面や水がたまった路面を摩耗したタイヤで走行するなどして、スリップしてコントロールができなくなることです。

雨天時には、車間距離を普段よりも長くとり、ブレーキは早めにかけるようにしましょう。

渋滞時にはバッテリー上がりにも注意!

梅雨の時期は、蒸し暑く、曇りやすいのでエアコンを使う方は多いでしょう。さらに雨が降れば、ワイパーを使い、安全確保のために早めにヘッドライトを点灯させるなど、クルマの電装品を使う機会が普段より多くなります。

特に古い車でバッテリーが弱っている場合、雨+渋滞+夜間という条件では、バッテリー上がりの可能性も出てきます。渋滞時はスモールライトにしてワイパーも控えめにするほうが無難です。

もしも、バッテリーが上がってエンジンが止まってしまった場合、自動車のバッテリーに繋いで、ジャンプスタートのできるモバイルバッテリーがあると便利です。

もちろん、スマホ、携帯電話、タブレットなども充電できますし、ライトもついていて夜間の作業も安心です。5,000円以下で買えるものがほとんどで、大きさもスマホとほぼ同じなので持ち運びもラクです。


湿度が高く暑い時期は、食べこぼしを放っておくとカビの原因にもなりますから、早めに掃除しておきましょう。梅雨時こそ、車内を清潔に保ち、安全運転を心がけましょう。

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