最後の水平対向6気筒MRポルシェ、981型とはどんな車?

ポルシェ 981とはどんなクルマ?

ポルシェ 981 ボクスター S

ボクスター S

ポルシェ 981 ケイマン S

ケイマン S

981型とは、ポルシェのミドシップスポーツカーの型式名で、オープンモデルを「ボクスター」といい、そのボクスターに金属製のルーフをつけたクーペ版を「ケイマン」といいます。ボクスターとケイマンは、デザインにおいてもウエストラインから下とインテリアは、まったくの共通となっています。

ポルシェの最上級グレードである911が、現在の形に一新されたのが2011年末(997型から991型へ)。それから約半年遅れてボクスターが、その1年後にケイマンが、987型から981型に進化しました。

シャシーの約47%がアルミニウム化された981型は、前任の987型に対して、ボクスター(MTモデル)で25kgの軽量化を実現しています。さらに高剛性化のため、センタートンネル付近にマグネシウム合金を使用。静的ねじり剛性を前型比で+40%と、大幅に向上させることに成功しました。

ミドに搭載される水平対向6気筒エンジンは、987型の2,892ccから約200cc縮小された2,706cc。排気量は減少しましたが、圧縮率が高められており、最高出力は10psアップの195kW(265ps)/6,700rpm、最大トルクは280Nm/4,500-6,500rpmとなりました。

ちなみに上級グレードのボクスターSは排気量が変わらず、最高出力は5psアップの232kW(315ps)/6,700rpm、最大トルク360Nmの3.4L です。組み合わされるトランスミッションは、いずれも6速MTと7速PDKです。

981型では、燃費対策として、電動式パワステと、アイドリングストップ機能を備えました。結果、MT仕様の燃費は8.2L/100km(約12.2km/L)と、987型よりも13%もの燃費改善を実現させました。

PDK仕様では、空走時にクラッチを切りエンジンをアイドリング状態にする省エネ機構が導入され、7.7L/100km(約13.0km/L)の燃費を達成しています。

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