じゃじゃ馬っぷりがたまらない…ドッカンターボといわれた車5選

ドッカンターボとは?

BMW 2002 ターボ

「ターボ」とは、ターボチャージャーという名称の略語です。エンジンの排気ガスの流れを利用してタービンを回転させ、それに直結されたコンプレッサーが、強制的に空気を過給(押し込む)し、シリンダー内に入る酸素量を増大させ、エンジン出力を上げる仕組みのことです。

ターボは排気ガスの流れを利用して過給するため、エンジンが低回転の場合は、タービンの回転数は低い状態となります。そのため、コンプレッサーは十分な過給ができません。

そこでアクセルペダルを踏み込んで、エンジンの回転数を上げるのですが、タービンの回転はエンジン回転と比例するわけではなく、やや遅れて立ち上がり、ようやく十分な過給ができるようになります。このアクセルペダルを踏んでから、過給が始まるまでの時間差を「ターボラグ」といいます。

排気量の小さなクルマに大きなタービンを付けると、最高出力は稼げますが、ターボラグも大きくなります。低回転域では、緩やかな(むしろ遅く感じる)加速から、過給が始まった途端、急激にエンジントルクが増え、身体がシートに押し付けられるような加速へと変化します。この爆発的な体感上の変化が味わえるエンジンの特性を「ドッカンターボ」と表現していたのです。

ターボが、高性能の代名詞となりつつもターボラグを解消する技術がまだ進んでいなかったころ、やみつきになるような加速を味わえた、ドッカンターボ車がありました。そのいくつかを紹介していきます。

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