50年前にあった幻のスーパーカー、マツダRX500とは?

ロータリーエンジンを搭載したコンセプトカー

マツダ RX500

マツダは、ロータリーエンジンを搭載したクルマを、世界で初めて量産化しました。それが1967年に発表されたコスモ スポーツです。RX500は、コスモ スポーツの後継モデルとして1968年に企画が始まり、2年後に完成したコンセプトカーです。

ロータリーエンジンの量産技術は、世界でもマツダだけのものでした。軸のピストン運動を動力に換える一般的なレシプロエンジンと違い、ローターハウジング内にある三角形のローターの回転運動が動力にかえられます。

ロータリーエンジンは、パワーと加速性能の面でレシプロエンジンを凌いでいたため、当時「未来のエンジン」と期待されていました。

1991年、ル・マン24時間耐久レースで4ローターのロータリーエンジンを搭載したマツダ車が総合優勝を果たしたことで、耐久性においても高い評価を得ました。しかし、ほかのエンジンに比べ、燃費が良くなかったことから、環境性能が求められるようになると、市販車からロータリー搭載モデルが消滅。しかし、開発は現在も続けられているようです。

マツダ創立50周年を記念して製作されたスーパーカー

RX500の500は、マツダ創立50周年を意味しています。1970年1月に創立50周年記念を祝う場で、1/2サイズのRX500のクレイモデルが発表されました。

そこでの好評を受け、半年後の7月に実車が公表されました。当初、マツダのイメージカラーの鮮やかな緑色で発表されましたが、その後黄色に塗り直されました。2018年には、近未来的なシルバーカラーで登場しています。

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