AE86やロードスターなど…"ドライバーを育てる車"の特徴とは?

ドライバーを育てる車といえば?

トヨタ カローラ レビン

「ドライバーを育てる車」の代表として、しばしば話題にのぼるクルマがトヨタ カローラ レビン/スプリンター トレノ(以下、AE86)です。

大ヒット漫画「頭文字D」において、主人公の藤原拓海は、中学生のころから家業の「藤原とうふ店」を手伝うために、父親のAE86を駆って毎朝の配達をしていました(無免許運転は違反です)。

そして、その配達の際、拓海は豆腐を壊さないように、振動などを与えないよう工夫をしながら、ドライビングテクニックを修得していきます。

もし、父親のクルマがスカイラインGT-R(R32)だったとしたら…。車が補ってくれる領域が広がるぶん、まったく別のストーリー展開となっていたはずです。

ドライバーを育てる車の条件

さて、運転が上手くなる、ドライバーを育てる車とはどのような車でしょうか。これにはさまざまな考え方があり、あえてひとつの答えを導き出すとしたら「ドライバーが、すべての性能を引き出すことに集中できる車」ではないでしょうか?

たとえばパワーがあれば、最高速やサーキットのラップタイムでは、ある程度、車が補ってくれてしまいますし、タイヤが太ければコーナリング時の小さなミスをカバーしてます。

ところが、非力なパワーで、タイヤおよび車の限界が低い車は、スムーズかつ丁寧な運転を心掛けることが要求され、結果的に「ドライバーを育てる車」に当てはまっていくと考えます。

また、車本来の動きを楽しむ、ドライバーの腕による制御を究めるのであれば、FRなどの後輪駆動のほうがいいでしょう。とくにFR車は、氷雪路などの低μ路(簡単に言えば滑りやすい道という意味)では、ラフなアクセルコントロールやステアリング操作で、簡単にスピンします。

ある有名なラリードライバーは、氷上で「車が横滑りする感覚」を研ぎ澄ませたそうです。そこで覚えたコントロールの技術は、水泳や自転車と一緒で、少々ブランクがあってもまた少し練習すれば感覚が戻ってくるといいます。

では、ドライバーを育てる車として、どのような車種が挙げられるのでしょうか?

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