レクサス、フェラーリ、マセラティ…サウンドにこだわる高級車3選

レクサス LFA

レクサス LFA 2012
レクサス LFA

「天使の咆哮」とエンジニアが名付けたレクサス LFAのエキゾーストノートは、音を”消す”のではなく、その音を生かして美しく”奏でる”という考えでチューニングされました。

フェラーリやポルシェなど、およそ10台におよぶ海外のスポーツカーの排気音を周波数別に分析。そのなかに無い音を選び、LFA独特のサウンドとしました。

排気システムにつながる10本のパイプの長さや、マフラーに一定のエンジン回転数で開くバルブをつけ、さらに余計な曲がりを作らないためパーツを配置するなどによって、「シンフォニー」とも称されるエキゾーストノートが完成しています。

フェラーリ

フェラーリ 812 スーパーファースト
フェラーリ 812 スーパーファースト

フェラーリのエキゾーストノートは、「フェラーリ サウンド」や「フェラーリ ミュージック」とも呼ばれるほど、ブランド化されています。

一般的に12気筒エンジンから奏でられるエキゾーストノートの周波数は、600Hzとかなり高音。それにシリンダーのバンク角、ショートストローク、点火順序などがあいまって、あのサウンドが完成されています。

メーカーホームページで、サウンドのみを再生する仕掛けがあるのも、そういったこだわりの表れなのでしょうね。

マセラティ

マセラティ ギブリ S グランスポーツ

マセラティはイタリアの高級車ブランドですが、日本ではフェラーリやランボルギーニに比べて知名度は落ちます。しかし、フェラーリよりもはるかに長い歴史を持つメーカーでもあります。

現在は、フェラーリ製V8と、マセラティが設計し、フェラーリ工場で組み立てられるV6エンジンが搭載されています。

数年前になりますが、マセラティ ジャパンは、クアトロポルテ スポーツGT S アワード・エディションのエンジン音を科学的に分析。聴音時の印象を調べる「音響心理実験(主観評価)」、ストレス負荷と脳活性の変化を調べる「生体情報計測実験(客観評価)」、「周波数分析(物理評価)」という3項目で、実験・評価を行っています。と同時に、ストラディヴァリウスを含む価格帯の異なる4種類のヴァイオリンについても、同様の評価を行いました。

その結果、マセラティの加速音とストラディヴァリウスの演奏音には、共通点があることがわかったのです。

いまだにV12時代のF1のエキゾーストノートが語り継がれるように、スピードとサウンドには、人間の心をゆさぶるなにか共通点があるのでしょう。

今後は、サウンドも車選びのひとつの選択肢になりそうです。

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