ミニバンが低床になって、得すること4つ

メーカーはどうやって低床化しているのか?

トヨタ シエンタ 2015

ここ数年、ミニバンといえば低床がスタンダードになってきました。とはいえ、単にクルマの車高を下げるだけでは、低床化は実現できません。なぜなら、クルマの床下には、燃料タンクやマフラーなどが配置され、むやみに車庫をさげると、それらが道路に擦る可能性があるからです。

そのため、最低地上高を確保しながら、床下に設置されている部品を薄くする必要があります。

たとえば燃料タンクは、通常40〜70Lの容量があります。それが床下に収まっているのですが、クルマにある部品のなかでもっとも大きく、厚みのある形状をしています。単純に容量を減らせば、車両の航続距離に影響しますので、おいそれと小さくするわけにはいきません。

そこでホンダ オデッセイでは、樹脂製タンクを部品と部品の間(スキマ)に入り込む形に成型にして、容量を変えずに低床化を実現しています。また、トヨタのシエンタは、燃料タンクを運転席や助手席の下に配置することで、低床を確保しています。

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