ハンドリングや乗り心地などに影響する機能部品「アッパーマウント」とは?

アッパーマウントとは何か?

日産 R35 GT-R

アッパーマウントは、ショックアブソーバーとボディの間に介在するパーツで、おもにアルミニウムや鉄で作られたケースのなかに、ゴムブッシュを配置した構造となっています。

見た目は地味ですが、ダイレクトなハンドリングを実現させたり、不要な振動を遮断して、快適な乗り心地をもたらすことに貢献しています。

マクファーソンストラット式サスペンションにおける、アッパーマウントの役割

フロントのサスペンションに使われている、マクファーソンストラット式の場合、ステアリングを操舵すると、タイヤの転舵と合わせて、ショックアブソーバーとコイルスプリングのアセンブリーも回転するため、アッパーマウントは回転軸としての機能も持つことになります。

ちなみにダブルウィッシュボーン式の場合、ショックアブソーバーとコイルスプリングのアセンブリーは回転しません。

また、コーナリングの際には、ショックアブソーバとコイルスプリングが左右へ押されるときの荷重を支える役割も担っています。そのため、アッパーマウントには、上下や左右の荷重に加え、ねじりの方向にも大きな負担がかかります。

次ページアッパーマウントの劣化

この記事をシェアする

関連する記事

最新記事

アヘッド Car & Motorcycle Magagine ahead archives