英ヘンリー王子が結婚式で使用したあのブルーの車はなに?

英国・ヘンリー王子、結婚!

2018年5月19日(日本時間では5月18日)、イギリス・ロイヤルファミリーの次男、ヘンリー王子とハリウッド女優、メーガン・マークルさんのロイヤルウエディングがウィンザー城のセントジョージ礼拝堂で執り行われました。

メーガン・マークルさんは、母親がアフリカ系アメリカ人、父親がオランダ・アイルランド系というバックボーンを持つこともあり、ロイヤルウエディングとしては異例の黒人牧師やゴスペル隊などアフリカン・アメリカンの文化を取り入れた賑やかで華やかな結婚式となりました。

自動車好きにとって一番気になるのはメーガン・マークルさんの美貌やドレスではなく、結婚式場のウィンザー城から披露宴パーティー会場のフロッグモア・ハウスへの移動に使用された青いロードスターです。一見するとジャガー Eタイプですが、実はただのEタイプではなかったのです。

ジャガー E-TYPE ZERO

ヘリテージと最新技術の融合

ジャガー E-TYPE ZERO

ジャガー Eタイプといえば、エンツォ・フェラーリに「世界で最も美しい車」と言わしめた名車です。

この日の移動に使用されたジャガー Eタイプはレストアした車両でしたが、ただのレストアではありません。内燃機関を取り払い電動パワーユニットを組み込んだ「ジャガー Eタイプ・ゼロ」だったのです。

開発したのは「ジャガー・ランドローバー・クラシック」で、同社のヘリテージカーファン向けに製作したワンオフ車。2017年9月に開催された「Tech Fest 2017」で世界初披露されていました。

ジャガー E-TYPE ZERO

EV化といっても単にバッテリーやモーターを搭載しただけではありません。リチウムイオンバッテリーパックは、本来搭載されていた直列6気筒XKエンジンとほぼ同じ寸法・重量になるよう製作されています。オリジナルとほぼ変わらない重量配分になるよう設計されています。

従来のエンジンやギアと換装された電動パワートレーンの重量がほぼ同じであるため、サスペンション、ブレーキ、フレームなどを大きく変更する必要がなく、EV化によるハンドリング性能の低下や乗り心地の悪化、ブレーキ性能の低下などもないとみていいでしょう。

EV化を含めたレストアが可能なほど市販前提で開発された電動パワーユニットですが、ジャガー・ジャパンによればレストアプログラムの実施を含め2018年5月23日時点では何も決まっていないとのこと。実施するのかしないのか、実施するとなれば予算はいくらぐらい必要なのかは、今のところ定かではありません。

往年の名車が新たなテクノロジーにより蘇るなんてロマンを感じますよね。

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