ポルシェやマツダが使うオルガン式ペダルのメリット

ペダル方式の機構の違い

BMW M3 CS (2018)

吊り下げ式とオルガン式の大きな違いは、ペダルを操作する足裏の部分が異なることと、踏み込んだ時にペダルの動きが異なることの2点です。

吊り下げ式は、かかとを支点として、足裏の上半部でペダルを操作します。アクセルペダルは、ブレーキペダルのすぐ横に配置されていますので、ペダルの踏みかえは容易にできます。そのため、ストップ&ゴーが多い日本などの交通事情に向いています。

ただし、ペダルを踏み込んでいったとき、フロアに支点を置いた足裏の軌跡とステアリングポスト横を支点としたペダルの軌跡が一致しないため、アクセルペダルを踏み込むときに、かかとが安定しないことがあります。

対して、オルガン式は、足裏全体でペダルを操作します。ブレーキペダルとアクセルペダルは、位置が上下に分かれていますので、踏みかえは多少やりにくいです。

しかし、踏み込んだ足裏の軌跡と、ペダルの軌跡は同一の円弧を描きますので、アクセルの微妙な踏み加減を調節しやすいです。そのため、高速で長距離を移動するような運転環境では、オルガン式ペダルのほうが適しているといえます。

また、アクセルを踏みこむとき支点となるかかとがズレにくく、足裏全体で操作できるため、吊り下げ式ペダルに比べて疲労も少なくてすみます。

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