約10億円のものも!? 大型トラック、救急車など…働く車の意外な値段

救急車やパトカーは割高?

パトカー

スペシャルな車の代表と言えば、救急車やパトカーですね。一般人が乗る機会は滅多にありませんが、中を見てみると様々な機器を積んでいるのが分かります。それだけでもすごい値段になりそうです。

ではまず、パトカー。パトカーにもいろいろ種類があって、白黒のパンダパトカー、捜査用の覆面パトカー、そして交通取締用の覆面パトカー、ミニパトなど多種多様です。

今回スポットを当てるのは、白黒のパンダパトカー。正式には「無線警ら車(警ら用無線自動車)」と言います。いわゆる、街を巡回しているフツーのパトカーです。地方によって車種が異なっている場合もありますが、最近多く見かけるのはレガシィB4と210系クラウン。レガシィB4は平成25年から、そして210系クラウンは平成28年から導入が始まった最新型です。

見た目の通り、パトカーにはベース車両と異なるパトランプやサイレン、アンプが付いていますが、メーカーは納入時にこれを装着して納めなければならないそうです。

それだけでなく、無線や各種端末、ラジオも搭載されているので、一般車両よりも高そうなイメージがあります。ですが、実際は逆。厳密に言えば仕様がまるで異なるため比較は難しいのですが、市販車の210系クラウン・ロイヤルが409.32万円なのに対して、もっともベーシックな2WDのパトカーで275.9万円、4WDの雪よけカバー付きで304.46万円。

つまり、市販車よりもかなり安いのです。ですが、これは大量に購入しているゆえのプライス。特別な価格というわけです。しかも入札や個別契約という一般ではない購入方法を取るため、価格が変動することも少なくありません。

ハイメディック

では、今度は救急車を見てみましょう。救急車には一般的に2タイプあって、人を病院などに運ぶためだけの一般車両と、中に救急救命用の医療設備を搭載した高規格救急車(ハイメディック)があります。どちらも、全国で多く見るのがトヨタのハイエースをベースにしたもの。

救急車は自治体の消防本部だけでなく、民間の会社が購入することがあるので、基本的にプライスが付いているそうです。

さて価格ですが、標準の救急車はおおよそ500万円。ハイエースをベースにしたバンコンバージョンキャンパーと、それほど差はない価格です。一方、様々な医療装備を積んだハイメディックは、1,000万円強。

なお、ハイメディックはトヨタのレース部門でもあるTRD、トヨタ・テクノクラフトが製造を担当しています。

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