マグネシウム、超超ジュラルミン、アルミ鍛造ホイールの違い

アルミ鍛造ホイール

日産 フェアレディZ(Z34) レイズ鍛造アルミホイール 

アルミは、スチールの約3分の1の比重で、熱伝導度は約4倍という素材です。そのため、アルミホイールはスチールに比べて軽量で、ブレーキディスクの熱を放熱しやすいという特性があります。

一般的なアルミホイールの製造法である鋳造では、高温で溶かした金属を鋳型に流し込みホイールの形に成形します。複雑なデザインに対応しやすく、大量生産できることから、コストを抑えやすいというメリットがある一方で、この製法では金属の密度が低いため強度が出しにくく、強度を出すためには各部の厚みが必要になり、結果、それほど軽量化につながらないという悩みが発生します。

それに対して鍛造は、素材を加熱し、大きな圧力をかけながら成形するプレス製法です。メリットとしては、圧力をかけながら成形する際に、金属がホイールの型に伸び固められるので密度が増し、薄くても、強く軽いホイールが作れることです。ただし、デザイン重視の複雑な形状を作るのは難しく、特殊な生産設備が必要で、コストが上がること。また、製造工程が多く、大量生産に不向きなことが欠点です。

軽さや強度などの機能性を重視する競技ユースなら鍛造、デザインやファッション性を重視する方には鋳造が好まれています。

ポルシェ 911ターボS エクスクルーシブシリーズ用 ブレイデッドカーボンホイール(2017)


これらのほかにも、さらに軽量で強度のあるカーボンファイバー製のホイールもあります。非常に高価なため、ケーニグセグ アゲーラSやポルシェ 911ターボS(エクスクルーシブシリーズ)、フォード GT、フェラーリ488ピスタといった特別なスーパーカーに、オプションとして用意されています。

今後は、どんな新素材を使ったホイールが出てくるのか、非常に楽しみですね。

関連キーワード

この記事をシェアする

最新記事

アヘッド Car & Motorcycle Magagine ahead archives