自動運転の国際基準制定、国土交通省も発表

今、世界の自動運転はどのレベル?

テスラモーターズ モデルX 75D 走行

自動運転に関する国際基準は、国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)で話し合われています。

自動運転の開発プランによれば、2020年からの実用化を目指しているのが、「特定の場所にてクルマが運転操作を主導的に担当」するレベル3です。特定の場所とは、高速道路を想定しており、追い越しや合流、分岐を、クルマ側が主体となり操作を行います。ただし、危険度が高い場合には、自動運転中であってもドライバーが対応することができます。

この自動で車線変更を行う、自動ハンドル操作に関する国際基準が新たに制定されました。

何が新たに決まったのか?

自動運転

今回制定されたのは、高速道路上で、自動で車線変更を行うことを可能にする、レベル3の自動ハンドル操作に関する国際基準です。

これにより「システムの状態が運転者に示されること」、「運転者のハンドル操作が優先されること」、「車線変更する先の車線において、後方から接近する車両と自車との車間距離が十分でない場合には、自動車線変更を開始しないこと」などが規定されました。

この基準は、2018年10月頃に発効される予定です。

それよりも高度な自動運転システムで、特定の条件下で、クルマ側がすべての運転操作を行うのがレベル4です。地域を限った無人運転移動サービスや、高速道路での完全自動運転といった内容が想定されています。

レベル4においては、これまでにも距離や障害物などを認識できるセンサーやカメラを搭載した自動運転試験車を使って、自動車メーカーやITメーカーによる実走試験が行われてきました。今後は、WP29傘下の自動運転分科会にタスクフォースを設置して、走行シミュレーションも駆使しし、さらに詳細な検討を進める内容の合意がされました。

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