2017年に消えていったクルマたち

スバル エクシーガ クロスオーバー7

スバル エクシーガ クロスオーバー7 2017

2008年に発売されたスバルのミニバン エクシーガをベースに、2015年にデビューしたクロスオーバーSUVがエクシーガ クロスオーバー7です。

水平対向エンジン、3列シートに加えて、数々の安全装備が施され、まさに「スバルらしいSUV」です。プラットフォームをはじめとした部品の、約50%をレガシィと共有しているからこそ得られる、安定した走りと多人数乗車の両立は他の追従を許さない完成度の高いクルマでした。

スバルはかつて、ドミンゴやトラヴィックといった、多人数乗りの乗用車開発を自社として手がけてきた経緯がありますから、「スバルらしい」多人数乗りのSUVが姿を消すのは寂しい限りです。2017年12月で受注受付が終了となりました。

トヨタ アイシス

トヨタ アイシス

日本国内専用車として企画・開発されたミニバンが、アイシスです。左側通行専用設計の左右非対称ボディを採用した、ウィッシュの兄弟車(ウィッシュは2017年10月で販売終了)は、2004年に発売開始されて以来、13年間、一切フルモデルチェンジが実施されませんでした。

エンジンは2.0Lと1.8LのDOHCで、助手席側にはセンターピラー内蔵の"パノラマオープンドア"を採用。助手席ドアとスライドドアを開けるとセンターピラーのない広大な開口部が現れます。

5ナンバーサイズの取り回しの良さと、ピラーレスによる快適な乗降性や積載性、シンプルで飽きのこないデザインが、ファミリーカーとして人気になりました。13年のロングセラーモデルというのも、うなずけます。

しかし時の流れとともにトヨタのミニバン販売の主軸はシエンタやノア/ヴォクシーへと移っており、アイシスはラインナップの整理を受けてしまったと言わざるを得ないでしょう。2017年12月で販売終了となりました。

どんなクルマでもメーカーとしては売れなければ意味がありません。そのためメーカーは、ラインナップの整理、または不人気になった時点で販売終了を決定します。

今回取り上げたクルマを眺めると、デビュー当時、新鮮で斬新な印象を与えた車種が多く、時代の変化をあらためて感じませんか?

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