2017年に消えていったクルマたち

ホンダ CR-Z

ホンダ CR-Z

2010年に、販売開始されたホンダのライトウェイトスポーツが、CR-Zです。1.5ℓ直4SOHC i-VTECエンジンと、IMAハイブリッドシステムの組み合わせで、「ハイブリッドなのにスポーツカー」というインパクトのあるデビューをはたしました。

トランスミッションは専用設計の6速MTと、パドルシフト付きのCVTが設定されており「世界初の6速MT搭載ハイブリッド車」という、スポーツカーイメージの強いホンダらしいクルマでした。

しかし、2+2のパッケージングで犠牲になったリアシートの狭さや、見た目の印象とは裏腹にパワーの貧弱さが否定できず、販売は苦戦。2017年1月に販売終了となりました。

トヨタ SAI

トヨタ SAI 2016

トヨタブランドとしてはプリウスの発売以来12年ぶり、2車種目のハイブリッド専用モデルとして2009年にデビューしたSAI。プリウスよりも上位のアッパーミドルクラスに位置した、日本国内専用モデルです。

基本となるハイブリッドシステムはプリウスと同じリダクション機構付THSⅡですが、プリウスの1.8ℓエンジンに対してSAIは2.4ℓのエンジンを搭載し、ハイパワーでありながらコンパクトカーや軽自動車に匹敵する低燃費を実現しました。

クラウンよりも維持費が安く、室内空間も広いので首都圏を中心にタクシーとしての需要もあり、街で目にする機会も多い印象ではありますが、2017年11月に新型カムリに統合されるかたちで販売終了となりました。

ちなみに、SAIと共通のパッケージを用いたレクサス HS250hは、2017年12月に販売終了がアナウンスされました。

マツダ ビアンテ

マツダ ビアンテ 2013

日産やトヨタで人気となっていた、ワンボックス型ミニバンのカテゴリーに投入すべく、同社のプレマシーをベースに新しいミニバンを開発。2008年に発売された車両が、ビアンテです。

歌舞伎の「隈取」を意識したという、フロント周りのデザインが特徴的で、エキゾチックな雰囲気を醸し出しながらも、広い視界と車内空間を確保し、ライバルに引けを取らない存在感を発揮しました。

しかしこのクラスのミニバン市場が縮小した結果、トヨタ、日産、ホンダのトップ3以外は苦戦するようになり、結果的にマツダはミニバン市場から撤退。ビアンテは、2017年9月に生産終了となりました。

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