装備あり?なし?悩むサンルーフのメリットとデメリット

サンルーフってどんなもの?

サンルーフ

サンルーフ(Sunroof)とは、クローズドボディの屋根部に用意された開閉式の開口部のことで、簡易的にオープンエアを楽しめる装備です。オープンエアを楽しむだけならオープンカーで十分にも思えますが、どうしてサンルーフという装備が生まれたのでしょう。

そもそも屋根とB、Cピラーのないオープンカーは、耐久性や音振、乗り心地性能という観点から見ると不利なボディ形状で、それをカバーするために車体を相当補強する必要があり、開発も非常に大変でした。

そこで、ボディの基本形状(骨格)はそのままに、屋根の真ん中をくりぬいてビニール製のカバーを被せた、キャンバストップ※が登場しました。日本でも、キャンバストップのクルマとして、フォードのフェスティバ(1986-1993年)が一時期、大人気となりましたよね。

ただし、キャンバス製のトップは雨や紫外線を受けて劣化したときの見た目があまりよくない、かつ格納時に手が汚れるなど欠点もあり、比較的価格の安いクルマで使われる装備で、上級車種ではトップの素材をキャンバスから金属の板に代えたサンルーフが使われてきました。

※1957-1977年のFIAT Nuova 500が有名ですが、その原型は1951年の500 C Belvedereで見ることができます。また1949年にデビューしたシトロエン 2CVでは、Bピラー部分に横の梁を残したオープントップ形状が採用されていました。一方アメリカでは、1937年にナッシュ社が同社の車両にオプションとして用意していたという記録が残っています。

サンルーフの種類

サンルーフ スライディング方式

サンルーフには次の3つの種類があります。

・チルトアップサンルーフ
後方が浮き上がることで開閉するサンルーフです。開放面積は、わずかですが、換気をするのには十分です。

・スライディングサンルーフ
屋根に設置されているガラス面と開口部が、後方にスライドするサンルーフです。大きく開くため換気はもちろん、開放感も十分あります。現在多くのモデルで採用されているタイプです。最近ではチルトアップとスライディング、両方できるものも多くなっています。

・パノラマウィンドウサンルーフ
ルーフ全体にガラスが採用されたタイプです。他の2タイプよりも、ウィンドウが大きい点が魅力です。

春は天窓を開けてドライブしたい!サンルーフの種類

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