20年間お疲れ様ジムニー!新型はどんな姿になって登場する?

たくさんの楽しみ方があるのが魅力のジムニー

スズキ ジムニー シエラ (JB43)

2018年2月、20年間(シエラは18年間)という長い歴史に終止符を打ったのが、JB23型ジムニーとJB43型ジムニー シエラです。あのハイエースでさえも、現行型は14年。ジムニーのそれは、クラシックMINIの22年間に、ほぼ匹敵する長さだったのです。

デビューから2017年12月までの国内累計販売台数は、シリーズ全体で約33万台。輸出モデルを含めると、なんと約90万台に上ります。そして日本以外では、世界191か国に輸出された(2代目から累計)、名車中の名車でした。

そんなに長い間生産されてきたジムニーですが、外観上はデビュー当初とほぼ同じ。というのも、MINI同様にその外観も魅力のひとつだったのではないでしょうか。なにせラダーフレーム構造にリジッドアクスル式サスペンションの車。メインテナンスをしながら大切に乗れば、20年でもいけてしまいます。1998年式にずっとのり続けても、最終型とほぼ同じに見えるというのは、現代の車においては希有なことと言えます。

もちろん、20年間まるで変わらなかったわけではありません。内外装の小さな意匠変更はもちろんのこと、動力性能や安全性能など何度も改良を受け、ジムニーで1〜10型、シエラは2〜9型(シエラはJB33型ジムニーワイドが1型となるため)という、バリエーションが存在しているのです。そして、この型式ではどこが変わったのかなどという知識を付けるマニアックさも、ジムニーにはあったりします。

チューニングという楽しみ方も、ジムニーの魅力です。コンパクトで軽量なジムニーは、本格的なオフロード走行をするユーザーにも人気です。ロードクリアランスを稼ぐために、30-40cmほどリフトアップするのが、ジムニー定番のサスペンションチューン。

さらにターボラグの改善やパワー&トルクアップのための吸排気チューン、3アングルを向上させるための前後バンパー変更など、まるでミニ4駆感覚で愛車のモディファイを楽しむことができます。

スズキ ジムニー (JB23)

なによりも最大の魅力は、どんな車よりも自然に近いことです。昨今はハッチバックなどとシャシーを共用するSUVが増えてきましたが、ジムニーは伝統的にラダーフレーム&リジッドアクスル式サスペンション、そしてパートタイム4WDシステムを使った、本格的なオフロード4WD。ちょっとやそっとラフな走らせ方をしたところで、すぐに壊れることはありません。

またサイズがコンパクトなため、日本の林道のような非常に狭い場所でも、どんどん入っていくことができます。軽量なボディは、泥濘地や砂地で自重のせいで沈むこともありません。

ジムニーユーザーのみならず、オフロード4WD&SUVファンの間で「ジムニー最強」説がささやかれるのももっともなこと。この悪路走破性ゆえに、自然の懐奥深くまで入っていけます。

JB23型は中古車が豊富なのも魅力のひとつです。中古車市場での車両価格の相場は15万円から150万円。年式を問わなければ、50万円以下で購入できる車両が少なくなくありません。しっかりとメインテナンスをすれば、まだまだ元気に走り続けてくれることでしょう。

では、気になる次期モデルはどんな中身となるのでしょうか?

次ページ気になる次期モデルの中身とは?

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