トヨタではなく、"トヨダ"だった!トヨタ初の生産型乗用車「トヨダAA」とは?

豊マークに、綱でできたアシストグリップ?

トヨダAA

AA型は80年前の車ですから、現代の車には存在しないユニークなアイテムが多数存在しています。

その最たるものは、車のフロントに飾られたエンブレムです。漢字の「豊田」を図案化してスピード感を感じさせる羽根をモチーフとしたデザインと組み合わせています。

トヨダAA

内装も、当時としてなかなか豪華なつくりだったようですね。ソファのような分厚い本革シートや鏡面仕上げのウッドパネルなどとても美しく仕上げられています。

注目すべきは、後部座席にセットされた「綱」のようなもの。神社のお賽銭箱にある、太い綱(正式名称は鈴緒)のような形をしています。この、綱は今でいうアシストグリップのような役目をはたしていたのでしょう。

オリジナルのトヨダAA型は、日本で1台も発見されていない!

無題

記念すべき国産初の乗用車トヨダAAは、トヨタ博物館に展示されています。しかし、こちらはレプリカモデル。まったくオリジナルのトヨダAA型はもともとの生産台数が少なかった(合計1,404台)こともあり、第2次世界大戦で多くが消失したとされています。

ところが、世界に目を移すとオランダの博物館にオリジナルのAAが展示されており、現存していることが確認されているのはこの1台だけです。

初めて乗用車を世に送り出してから約80年。戦後の目覚ましい技術力の発展で、短い期間で世界一の自動車メーカーとなったトヨタ自動車は、日本の誇りですね!

関連キーワード

この記事をシェアする

最新記事

     
アヘッド Car & Motorcycle Magagine ahead archives