販売台数たった5000台!? 実力はあるのに不遇の名車 マツダ オートザム AZ-1とは?

徹底的な純スポーツカー志向

マツダ AZ-1

AZ-1はレーシングカーに近い形をしています。リアミッドシップエンジン、しかもターボ付きでリアトランクを排除した純スポーツカーです。

走行時はカートを運転しているかのような感覚を味わえます。

スケルトンモノコックボディとは?

そしてこのAZ-1、スケルトンモノコックボディを採用しています。

このボディには剛性を外板に依存せず、このボディだけで確保するという特徴があります。ちなみに、このボディだけでも走ることができます。このスケルトンモノコックボディのおかげで外板を取り換えることで、全く違う個性を出すことが可能です。

つまり、着せ替え感覚で外板を替えることができます!実際に、コンセプトカーとして登場した際には全く異なる見た目の3種が出展されました。

着せ替え…最近聞いたような

着せ替え感覚…最近どこかで聞いた言葉ですね。勘の鋭い方はお気づきでしょう。そう、2014年に発売された新型コペンも外装パネルを自由に変えることができる、着せ替え可能な軽スポーツです!

実は20年以上前にこの構想はあったということです。 AZ-1、時代を先取りしています!

インテリアも純スポーツ志向

マツダ AZ-1

車内は、背の高い人や体格が良い人だとかなり窮屈になってしまい、乗り手を選ぶスペースになっています。シートは前後の調節は行えるものの、リクライニングは運転席しかできません。

ただ、この窮屈さが車との一体感を生み出すと言う人もいるため、好き嫌いは人それぞれになりますね。

また、AZ-1の最も際立ったアイデンティティはガルウィングでしょう。AZ-1だけが軽自動車で唯一ガルウィングを採用しています。

AZ-1のOEM車、スズキ キャラは?

兄弟車のスズキ キャラ。AZ-1のOEM車で、AZ-1と同様に3気筒DOHCのF6Aターボエンジンを搭載しています。AZ-1とキャラを合わせての販売台数は5000台と非常に少ないです。

これほど際立った車が当時は約150万円で販売されていました。驚きの価格です。

しかし、冒頭で紹介したビートやカプチーノに人気が集まったり、不況の波が押し寄せたりで4年ほどで販売は終了してしまいました。「そのようなマイナス環境がなければ、もっと売れていたかもしれない。」そう思えるほど個性のある車です。

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