これは盲点、クロスに注目!

アヘッド クロス

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クルマをきれいにしようという時、皆、ボディ・シャンプーなどの洗剤や、ワックスなどの塗布剤には気も遣うし、お金も遣う。一方、意外とないがしろにされているのがクロス類ではないだろうか。周囲を見渡しても、水分を取るのに普通のタオルを使ったり、ワックスを拭き取るのに着古しの柔らかいTシャツなんかを使っている人が多い気がする。 

text:ahead編集長・若林葉子 photo: 長谷川徹  [aheadアーカイブス vol.122 2013年1月号]
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これは盲点、クロスに注目!

これは盲点、クロスに注目!

だが実は、水の拭きあげやワックス剤の磨き上げの際に、知らず知らずタオルやTシャツでボディを傷付けてしまっていることがあるそうなのだ。きれいにしようと思っていることが逆に傷を付けてしまっているなんて…。

では、どんなクロスを使えばいいのだろうと、今回もオートグリムの代理店であるプレミアム・カー・ケア・ジャパンの黒 晃彦さんに聞いてみた。
『アクア・ドライ』(合成セーム革)
まず洗車後の拭きあげは、「アクア・ドライ」(合成セーム革)。一度水をしっかり含ませて絞る。その後、ボンネットであれば、広げてスーッとひっぱる。もちろんドアなどと同じように軽く滑らせて拭き取ってもいい。とても吸水性が高く、効率良く拭きあげられるのがいい。天然のセーム革のように面倒な手入れも不要で、繰り返し何度でも使える。
『パーフェクトパーム・アプリケーター』
「スーパー・レジン・ポリッシュ」を塗布するさいには、「パーフェクト・パーム・アプリケーター」が便利だ。アプリケーターにポリッシュを乗せたら、くしゅくしゅっとスポンジ全体に広げて、ボディに薄く塗っていく。

人間工学的に設計されたというアプリケーターはどんな手にもフィットして、長く作業しても疲れない。またスポンジが薄いので液剤を節約できるという利点もある。
『ハイテック・フィニッシング・クロス』
最後の磨きあげには「ハイテック・フィニッシング・クロス」。これはマイクロファイバー(極細繊維)製のクロスで、使ってみると、確かな効果が実感できる。ワックス剤のぎらぎら感も残らず、美しいツヤが出るので、きれいになったなぁという達成感が、何よりうれしい。
『パーフェクト・ポリッシング・クロス』
その他、ボディや内装などの気になるところにどこでも使えるのが、パーフェクト・ポリッシング・クロスだ。ピュアコットン100%で、塗装面やガラスなどのケミカル製品の塗布・拭き取りはもちろん、特に、塗装面の傷の除去や、気になる部分の磨き上げの際に、力を加えて作業することができる。

力を加えて使ったとき、塗装面が傷付かないように、布端は切りっぱなしになっている。布端をくるっと内側に織り込んで使うのが正解。

使用後きちんと洗って乾かすなど丁寧に扱えば、いずれも繰り返し使うことができる。使用するクロスひとつで傷も付けば、輝きも増す。これからはクロス類にも少し気を遣いたい。

問い合わせ:プレミアム・カーケア・ジャパン
www.autoglym.co.jp 
045(595)0024

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text:若林葉子/Yoko Wakabayashi
1971年大阪生まれ。Car&Motorcycle誌編集長。
OL、フリーランスライター・エディターを経て、2005年よりahead編集部に在籍。2017年1月より現職。2009年からモンゴルラリーに参戦、ナビとして4度、ドライバーとして2度出場し全て完走。2015年のダカールラリーではHINO TEAM SUGAWARA1号車のナビゲーターも務めた。
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