オンナにとってクルマとは Vol.37 オンナのクルマは汚れている?

オンナにとってクルマとは

Vol.37 オンナのクルマは汚れている?

でもやっぱり、その通りなのだろう。私だって愛車を汚いまま乗っているつもりはないけれど、その男性たちの愛車ときたらツヤツヤ、ピカピカで、車内にもゴミひとつ落ちていない。対して私はついこの間まで、手が届きそうで届かないところに落ちてしまった輪ゴムを、半年以上も放置していたことを思い出した。これじゃ確かに、常日頃からきれいに乗っているとは言い切れない。

なぜ、男性たちの言う「クルマがきれい」のレベルは、女性のそれよりずっと高いのだろう。家の中や会社のデスクに関するきれいのレベルよりも、ぜんぜん高い。

理由らしきもののひとつめは、オートバックスなどのカー用品店に、女性はあまり通うことがないからではないか。男性たちが日曜日の暇つぶしにと、ぶらり訪れるカー用品店には、ありとあらゆる洗車グッズが並んでいる。シャンプーやワックスだけでもたくさんの種類があり、スポンジやブラシも色とりどりで楽しい。

あれを見ていると、私でさえも無性に洗車がしたくなってくるほどだから、クルマを愛する男性たちなら、さぞやる気が湧くことだろう。きっと多くの女性は、あんなにも洗車グッズが充実しているとは夢にも思ってない。

クルマをもっときれいにする術を知らないのだから、男性たちのレベルにいけないのは当然だ。例えば、女性がよく利用するドラッグストアの一角に洗車グッズコーナーがあったら、少しは女性のクルマがきれいになるのだろうか。

そしてもうひとつの理由は、女性は自分の身なりをきれいにすることや、子ども、ペット、家の中では洗濯物、食器洗い、お風呂掃除など、きれいにするものを抱えすぎている。毎日あっちもこっちもきれいにしていたら、クルマのことなんて後回し。実際に数えてみると、私は家を掃除する回数に比べて、クルマを掃除する回数はその5分の1くらいだった。

というわけで男性のみなさん。女性のクルマにケチをつける前に、日頃はもっと家やオフィスの掃除を手伝い、休日には一緒にカー用品店へ連れて行ってあげてくれませんか。

------------------------------------------------
text : まるも亜希子/Akiko Marumo
エンスー系自動車雑誌『Tipo』の編集者を経て、カーライフジャーナリストとして独立。ファミリーや女性に対するクルマの魅力解説には定評があり、雑誌やWeb、トークショーなど幅広い分野で活躍中。国際ラリーや国内耐久レースなどモータースポーツにも参戦している。

アヘッド ロゴ

関連キーワード

この記事をシェアする

関連する記事

最新記事

     
アヘッド Car & Motorcycle Magagine ahead archives