買い物ついでに寄りたいミニカーショップ ~京商ビレッジ

アヘッド 京商ビレッジ

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お台場・ヴィーナスフォートと言えば国内外の観光客が大勢訪れる〝ショッピングモール〟だ。そこに京商がアンテナショップをオープンした。その名も「京商ビレッジ」。ファッションやコスメ、雑貨、カフェなど、どちらかと言えば女性客が多く集う場所で、京商がどのように自社製品をプロデュースするのか。そんな興味も手伝ってオープン初日に訪れてみた。

text:横田和彦 photo:長谷川徹 [aheadアーカイブス vol.142 2014年9月号]
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買い物ついでに寄りたいミニカーショップ ~京商ビレッジ

買い物ついでに寄りたいミニカーショップ ~京商ビレッジ

雰囲気のあるヴィーナスフォートの通路を通り、京商ビレッジのある3階へ。明るい店内に足を踏み入れると、最初に目に飛び込んできたのはスロットレーシングの巨大なサーキットだった。「カレラ デジタル132」という1/32スケールの大型スロットレーシング用のコースである。

スケールモデルのようなリアルなマシンをコントロールするのだが、サイズが大きいこともあり、家庭で複雑なコースを設置するのは難しい。しかしここではのびのびと走るマシンの姿を見ることができる。

ほかにも店内にはスケール別に計3つのスロットレーシングコースが常設してある。これらは無料で体験することもできるので、興味を持っていたものの今までトライするチャンスがなかった人にとっても朗報である(一部有料)。

体験できると言えば、専用スペースで京商の持つ高い技術を手のひらサイズに〝ギュッ〟と詰め込んだ小型R/Cカー・ミニッツや、小型R/Cヘリコプターシリーズなどの操作にチャレンジすることができる。初めての人でもスタッフが付いてくれるので安心だ。
またコースの周りにはクルマやバイクをはじめとした数多くの製品が整然と展示されている。

ショーウィンドウには、憧れのスーパーカーからレーシングマシン、旧車まで幅広いラインアップのミニチュアカーがあり、バイクコーナーにはカラフルなMotoGPマシンやバレンティーノ・ロッシのフィギュアからZ1、ローソンレプリカといった歴代の名車のミニチュアバイクまでセンスよく並べられている。

お店というよりは、誰かのコレクションを眺めているような雰囲気である。ここは単なるアンテナショップではない。〝あそびにマジメ〟という京商の企業理念を具現化した場所なのだ。

店内には、明らかにマニアではないカップルや親子連れが目を輝かせながら製品を見つめている姿に出会った。これも京商の狙いなのだろう。今まで接点がなかった人々と交流したい。そのキッカケ作りに、お台場を選んだのだ。そのため誰もが自然に趣味の世界に入っていけるような店舗設計にもなっている。

ヴィーナスフォートにはトヨタ2000GTやデロリアンなど、歴代の名車が集う「ヒストリックガレージ」があり、クルマのテーマパーク「MEGA WEB」とも隣接している。お台場は女性や若い人たちだけの場所ではない。クルマ好きにとっても目を離せないスポットに進化している。それをぜひあなたの目でも確かめていただきたい。

●京商ビレッジ
東京都江東区青海1丁目3番15号ヴィーナスフォート3F
電話: 03(3529)0941
営業時間:11:00〜21:00

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text:横田和彦/Kazuhiko Yokota
1968年生まれ。16歳で原付免許を取得。その後中型、限定解除へと進み50ccからリッターオーバーまで数多くのバイクやサイドカーを乗り継ぐ。現在はさまざまな2輪媒体で執筆するフリーライターとして活動中。大のスポーツライディング好きで、KTM390CUPなどの草レース参戦も楽しんでいる。
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