岡崎五朗のクルマでいきたい VOL.64 冬支度

VOL.64 冬支度

アヘッド 岡崎五朗のクルマでいきたい

いま思い起こすと、8日の雪は、たまたま借りていた試乗車がスタッドレスタイヤ付きで救われた。公共交通機関が麻痺するなか、スタッドレスタイヤのおかげで、テレビ神奈川のスタジオまで無事にたどり着けたのだ。

収録を終え、ますます雪が強まるなか帰宅したが、不安どころか、クルマがほとんど走っていない真っ白な道をドライブするのはむしろ楽しかったほど。スタッドレスタイヤを履いたことがない人はピンとこないかもしれないが、サマータイヤとの違いは想像以上に大きい。

走行不能に陥り、乗り捨てられたクルマをわき目に、スタッドレスタイヤを履いたフォルクスワーゲンup!は、FFであるにもかかわらず、雪面をしっかりと噛みしめながら安定して走ってくれた。

up!を返却してしまっていた14日は、雪のなか、出張用キャリーバッグを引きずりながら、スタッドレスタイヤを愛車に履かせていなかった自分を恨んだものだ。

かつて1シーズンに何度もスキーに行っていた頃は、12月になると必ずスタッドレスに履き替えていたが、スキー熱が冷めてからというもの、サマータイヤのまま冬を過ごしていた。

去年の1月にも都心には8センチの雪が積もったが、「たまにはこんなこともあるな」とやりすごしていた。でももう無視などしていられない。

今年のあの2度の大雪を経験してしまった以上、不安を抱えながらサマータイヤで冬を迎えるのはやめにした。今年はスタッドレスタイヤに履き替え、万全の体制で冬を迎えるつもりだ。 

意外だったのは、スタッドレスタイヤに履き替えることを想像したらまたスキーに行きたいなと思うようになったこと。スタッドレスタイヤとスキーのカタログを眺めつつ、冬の到来を楽しみにしている自分に気付いたのだ。

スタッドレスタイヤには、安心安全だけではなく、冬のライフスタイルをよりアクティブにしてくれる効果もあるようだ。

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