オンナにとってクルマとは Vol.50 男の運転、女の人生

オンナにとってクルマとは

Vol.50 男の運転、女の人生

というのも、道を走っていて明らかに危なっかしい運転をしているクルマとか、駐車場でモタモタと何度も切り返して車庫入れをしている光景を見ていると、ドライバーは若い男性だと分かってビックリすることが増えてきたからだ。

それに、イベントなどで参加者の運転するクルマの助手席でインストラクターをやっていると、20代男性の運転がかなり怪しい。

ハンドルの持ち方はいい加減だし、ペダルの踏み方も大雑把で、いちばん恐怖を感じるのは、今からカーブに突入しようというタイミングでまさかの加速をし、当然ながら曲がり切れそうになくなり慌ててブレーキを踏む、というパターンだ。

そして、停止してクルマから降りる時には、シフトレバーをPに入れる前にサイドブレーキを引いたり、完全に停止する前にシートベルトを外そうとしたり、もうメチャクチャ。一緒に乗っているのはたった5分くらいとはいえ、こんな男に命を預けなければいけないことを呪いたくなるほどだ。

そんな時に、ふと考えてしまう。もし運転が下手な男が旦那様だったら、私の人生で交通事故に遭う確率は何倍に跳ね上がるのだろうか。

普段は自分で運転している女性だとしても、妊娠中や子育て中などの長い期間に渡って、女性にはどうしても旦那様にハンドルを預けなければいけない時期がある。

それに、家族でドライブ旅行となれば、やっぱり旦那様が運転して女性は子供の世話をすることが多いだろうし、もし出先でオーバーヒートやタイヤのバーストなどのトラブルに見舞われでもしたら、その対処ができる男とできない男では、最悪の場合だと命にかかわる大きな違いになる。

さらに、運転が上手な人は燃費だっていいはずだから、積もり積もって家計にも響いてくる。

高学歴や高収入もいいけれど、長生きしたいなら、運転スキルの高さが結婚相手の必須条件かもしれない。

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まるも亜希子/Akiko Marumo
エンスー系自動車雑誌『Tipo』の編集者を経て、カーライフジャーナリストとして独立。ファミリーや女性に対するクルマの魅力解説には定評があり、雑誌やWeb、トークショーなど幅広い分野で活躍中。国際ラリーや国内耐久レースなどモータースポーツにも参戦している。

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