スマートフォンと融合したスズキ・イグニス

スマートフォンと融合したスズキ・イグニス

アヘッド スズキ・イグニス

●スズキ・イグニス
車両本体価格:¥1,641,600(HYBRID MZ/2WD・CVT、税込)
総排気量:1,242cc
最高出力:67kW(91ps)/6,000rpm
最大トルク:118Nm(12.0kgm)/4,400rpm


先日発売されたスズキ・イグニスは、メーカーオプションとしてCarPlayを用意した初の日本車となった。対応するのはiPhoneのみだが、いずれAndroidとCarPlayの両方に対応する車載器も増えてくるだろう。

接続はLightningケーブルでの有線接続。ハンズフリー電話と音楽を聴くだけならBluetooth接続のほうが手軽だが、有線接続すればバッテリー消費の心配はなくなる。

アヘッド スズキ・イグニス

iPhoneと車載器側が双方を認識すると、クルマの液晶スクリーンにiPhoneと同じ見慣れたアイコンが表示される。

当然ながら、クレードルでダッシュボードに固定したiPhoneより、ナビ用の大きな液晶パネルのほうがずっと見やすい。アイコンの数をグッと絞っているのも、運転中の操作という特殊事情を考慮してのものだ。

音声認識のSiriもクルマ用にチューニングされている。たとえば「○○に行く」という指示に対し複数の目的地が見つかった場合はリストを読み上げてくれるので、画面を注視することなく操作を進めていける。

もちろん、「○○にメッセージ」「××に電話」と言うだけで、アプリの起動を含め自動で実行してくれるし、その他細かい部分にも、画面を注視したり、文字を入力したりすることなく操作を完了するための工夫が凝らされている。

アヘッド スズキ・イグニス

残念なのはナビゲーション用アプリがiPhoneの標準マップにしか対応していないこと。スマホ用ナビアプリとしては個人的に最強だと思っているGoogleマップが使えないのは痛い。

僕はiPhone派だが、ナビとして活用するとなるとGoogleマップが使えるAndroid端末とAndroid Autoの組み合わせが羨ましくなる。

現段階ではお世辞にも多機能とは言えないが、将来的には燃費データの分析やドライブレコーダー、交通情報、ドライブガイド、安全運転支援など、様々な発展が期待できる。クルマとスマホとの連携はまだ始まったばかりだ。

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text:岡崎五朗/Goro Okazaki
1966年生まれ。モータージャーナリスト。青山学院大学理工学部に在学中から執筆活動を開始し、数多くの雑誌やウェブサイトなどで活躍。テレビ神奈川の自動車情報番組『クルマでいこう!』に出演中。

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