車内シートのダニバスターズ

アヘッド ダニバスターズ

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急に誰かをクルマに乗せることになった時。ちょっと待ってねと言いながら、慌てて車内を片付ける姿は我ながら情けない。洗車は好きだけど車内はめったに掃除しない夫と、「子どもがいるんだから仕方ない」と開き直っている妻。なるべくしてなった姿である。

text:まるも亜希子 photo:長谷川徹 [aheadアーカイブス vol.168 2016年11月号]
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車内シートのダニバスターズ

車内シートのダニバスターズ

いや、私だって掃除をしたい、しなければという気持ちはある。それが実行に移されないのは、車内で掃除機をかけることの面倒さを思い知っているからだ。

スイッチやエアコン吹き出し口などの細かな凹凸が多く、なかなかホコリのとれないインパネ。座面と背もたれの間やシートベルトバックルの穴に、掃除機のノズルが入らないストレス。フロアマットの泥汚れはガンコだし、シート下の奥までは手が届かずあきらめるしかない。

これをひとつずつ、綿棒でホコリをとって、なんてやっていると半日仕事になってしまうのだ。

でもそんな私もさすがに、ダイソンが発表したデータを見てゾッとし、これはなんとしても車内掃除をしなければと思った。寝具に潜むダニは1gあたり350匹なのに対し、車内で吸い取ったゴミ1gあたりには、2倍以上の850匹もいたという。

しかも、車内のダニやアレルゲンはフロアよりも、シートの方が多く潜んでいるという事実。いつも肌に触れているシートが、いちばん汚れている。そう思ったら急に全身がかゆくなってきたほどの衝撃だった。

ダイソンはそうした事実を踏まえて、車内掃除に最適なモデル、「V6」を発表。自宅でダイソンを愛用している私は、さっそく入手して愛車に乗り込んだ。

コンパクトなモーターヘッドは軽量で、シートにピタッと張り付く強力な吸引力はさすが。隙間ノズルを付けると、隙間や穴の掃除もしやすい。インパネにはブラシ付きのコンビネーションノズルで、面白いほどホコリがとれる。

自由に曲げ伸ばしができる延長ホースは、本体を置いたままフロアの奥なども掃除できて、これは女性にも嬉しい。

運転席とチャイルドシートまわりを掃除し終えてふと見ると、すでにたっぷりのゴミ。どれだけ汚れた車内にいたのかと、またしても身震いした。でもこのダイソンのおかげか、思ったよりずっとラクだ。これからは週に一度の車内掃除を義務づけようと、心を入れ替えた私だった。

●dyson V6 car+boat extra
車内でバッテリーに充電できる車載シガーソケット12V受電器が同梱されている。これがあればいちいち充電のために家に持ち帰らなくても、クルマに置きっ放しにして、気になったとき、いつでもすぐ掃除できる。

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text : まるも亜希子/Akiko Marumo
エンスー系自動車雑誌『Tipo』の編集者を経て、カーライフジャーナリストとして独立。ファミリーや女性に対するクルマの魅力解説には定評があり、雑誌やWeb、トークショーなど幅広い分野で活躍中。国際ラリーや国内耐久レースなどモータースポーツにも参戦している。
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