第36回 輸入車試乗会2016 女性ジャーナリストの選んだクルマは?

竹岡 圭の選んだ2台

アヘッド 女性ジャーナリストが選んだ2台

マクラーレン 570S

アヘッド 女性ジャーナリストが選んだ2台

マクラーレンMP4-12Cに初めて乗った時、超感動しちゃったんです。

「ムムッ? このドア、どうやって開けるんだ?」って、感じのスーパーカーだったので、かなり覚悟して走り出したのですが「なんなのっ! このスキーのウェーデルンみたいな動きは? 腰の位置はそのままに足だけ動いている感じで、曲がっていくけどロールしないじゃん! それにメチャクチャ乗り心地いいんだけど!」と、目から鱗が落ちるとはまさにこのこと。超衝撃を受けちゃったんですよね!

その衝撃を受けたのは私だけではなく、このマシンの登場でフェラーリだのランボルギーニだの、はたまたポルシェまで、その後のクルマの味付けを変えてきたらしい…というウワサがあるくらい。自動車業界にかなり影響を与えたということは間違いなさそうです。

実際、ウラカンなんかは「女子供でも乗れるランボルギーニ」なんて言われてるほどですからね。そして570Sは、そのイージードライブ感覚をさらに進化させたようで、ボディのサイズ感、乗り心地のしなやかさを合わせて、これなら確実にコンビニに行ける! と、思わせるほどの仕上がり。シザーズドアで乗り降りもラクチンです。かなり目立つけど…。

車両本体価格:¥25,560,000(税込0
全長×全幅×全高(㎜):4,530×2,095×1,202
車両重量: 1,313kg 
エンジン:3.8ℓV型8気筒ツインターボ
総排気量:3,799cc
最高出力: 570ps(419kW)/7,500rpm
最大トルク:600Nm/5,000-6,500rpm
最高速度:328㎞/h 
0-100㎞/h加速:3.2秒
駆動方式:MR

ランドローバー レンジローバー・スポーツ SVR

アヘッド 女性ジャーナリストが選んだ2台

グオ~ッ、グオ~ッ! かつて、こんな音を響かせながら疾走するSUVあったでしょうか? アクセルをちょっと踏み込むと、響き渡る咆哮。V8スーパーチャージャーエンジンは、SUVらしく低回転域からのトルクも素晴らしくて、もうそこら中のものを押し分けていくような加速感!

いいのか、コレ? というような存在感ですが、よく考えてみれば、すでにG65AMGなんていうモデルもあることですし、ジャガーからも、ベントレーからも、なんとランボルギーニからもSUVがリリースされる時代。世界のどこかでニーズがあるということなのでしょう。

でもね、ジャジャ馬かというと、そうではありません。やはりそこは英国王室御用達のランドローバーですから、特にオフロードモードになると、他のレンジローバースポーツ同様の模範優等生になるんだそうです。

見た目もさほどクルマに興味がない人にとっては、単なるレンジローバースポーツに見えるでしょうし、ご近所の目をごまかすにはいい存在なのかもしれませんね。

でも、インテリアも他のレンジローバーのラグジュアリーな感じに比べると、かなりスポーティ度が高い味わいなので、これはやっぱり男の子向けかな?

車両本体価格:¥16,050,000(税込)
全長×全幅×全高(㎜):4,880×1,985×1,800
車両重量: 2,335kg 定員:5人
エンジン:5.0ℓV型8気筒 スーパーチャージャー付
総排気量:4,999cc
最高出力:405kW(550ps)
最大トルク:680Nm(69.3kgm)/3,500-4,000rpm
JC08モード燃費:7.3㎞/ℓ
駆動方式:4輪駆動

まるも亜希子の選んだ2台

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アルファ ロメオ 4Cスパイダー

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数多あるオープンスポーツカーの中で、やっぱり私がトキメクのはこのタイプなんだと、あらためて実感させられた。路上に佇んでいるその姿を見ただけで、ズキュンとハートを撃ち抜く威力のあるデザイン。走り出してから昂揚するんじゃなくて、ボディに触れる前からドキドキさせてくれるのがいい。

アルファロメオは、半世紀も前からスパイダーと名のつくモデルを世に出し、その類い稀なる美しさは代々受け継がれてきた。その血を引いているのだから、この4Cスパイダーの美しさには重みがある。そんなプライドみたいなものが、小柄なボディに似合わない存在感を与えているのかもしれない。

優雅な時間を期待してシートに収まれば、容赦なくタイトでスポーツテイスト満載のキャビンに背筋がピリリ。エンジンをかければ、甘いささやきなど微塵もなくブオオンッと轟音が空気を切り裂く。理性をわきまえた風な近ごろのスポーツカーとはまるで違う、完全に肉食系のガテンな走りを見せつけられる。

でも、そのギャップがたまらない、なんて思わせるところがアルファロメオの成せる技。いつかこれが似合う女になりたい、手足のように操れるようになりたいと、新たな目標をくれるクルマでもあった。

車両本体価格:¥8,618,400(税込)
全長×全幅×全高(㎜):3,990×1,870×1,190
車両重量: 1,060kg
定員:2人
エンジン:直列4気筒 DOHC 16バルブ インタークーラー付ターボ 
総排気量:1,742cc
最高出力:177kW(240ps)/6,000rpm
最大トルク:350Nm(35.7kgm)/2,100-4,000rpm
JC08モード燃費:12.1㎞/ℓ 
駆動方式:後輪駆動

BMW ミニ クラブマン

アヘッド 女性ジャーナリストが選んだ2台

容姿が飛び抜けてイイ女は、どうせ家事が苦手なんだろ、と思われているのと同じように、キュートで個性的なミニは、どうせ実用性が犠牲になってるんでしょ、と思われがち。そんなミニの中で、ちゃんと荷物も積めるし後席の乗り降りもラクだよ、と実用性の高さをアピールしてきたモデルがクラブマンだと思っている。

それが約7年ぶりのフルモデルチェンジで新型にスイッチ。トレードマークの観音開きバックドアはそのままに、4ドアでのスムーズな乗り降りと、足元が広くゆったりできる後席、フラットで使いやすい大容量のラゲッジと、実用性がもっともっと磨かれていて感心した。

そして走らせてみると、よく「ゴーカート感覚」なんて揶揄されるミニ独特の元気さ、軽快感はしっかり健在。インパネの真ん中にドーンと置かれた丸いメーターは、ナビ画面も兼ねていてオシャレで見やすい。いつの間にか、ウキウキして走っている自分に気づいた。

チャイルドシートに子どもを座らせて、大荷物を持って出かける毎日はシンドイこともあるけれど、その相棒がもしもクラブマンだったら。そう想像するだけで、なんだか楽しい気分になってくる。これは勝手に、隠れママサポートカーに認定したい。

車両本体価格:¥3,840,000(COOPER S /8AT、税込)
全長×全幅×全高(㎜):4,270×1,800×1,470
定員:5人
エンジン:2.0ℓ直列4気筒MINIツインパワー・ターボ
総排気量:1,998cc
最高出力:141kW(192ps)/5,000rpm
最大トルク:280Nm/1.250-4,600rpm
駆動方式:前輪駆動

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