岡崎五朗のクルマでいきたい vol.73 スマホが変える車載器の未来

vol.73 スマホが変える車載器の未来

アヘッド 岡崎五朗のクルマでいきたい

なかでもいいなと思ったのがナビゲーション機能。試乗車にはオリジナルのナビ機能も付いていたが、CarPlayのナビを使えば地名や施設名が日本語で表示され、なおかつ目的地の検索も日本語でOK。音声ルート案内も日本語が流れる。まさに海外でスマホを使うのと同じ感覚で扱えるのである。

スマホの性能向上や地図&ナビゲーションアプリの進化により、車載のナビゲーションシステムはもう要らないと考える人が増えている。たしかに、一部のよくできたものを除けば、地図の見やすさにしろスクロールや縮小拡大の反応にしろ、スマホのほうがずっと優れている。

スマホの地図データは基本的にクラウド側にある(データの一部を端末にキャッシュする技術もある)から、ネットワーク圏外では使えないが、最近は整備が進み、圏外の場所もどんどん減ってきているし、なんといってもスマホさえもっていればコストがかからない。そう考えると、車載ナビがどんどん劣勢になっていくのは間違いないだろう。

とはいえ、走行中のスマホ操作は御法度。ならば車載器にスマホを接続してしまおうというのがCarPlayの発想だ。日本ではまだほとんど出ていないが、今後続々と対応する車載器が登場してくる。

対するグーグルもアンドロイド端末向けの「AndroidAuto」をすでに海外では展開中。アップルのMAPはいまのところ日本でのリアルタイム交通情報に対応していないが、AndroidAutoは定評のあるGoogleマップに対応しているため、車載時の使い勝手に絞ればグーグルに軍配があがる。

iPhoneユーザーの僕としてはちょっと頭の痛い問題だが、いずれにしても今後、スマホを核に車載器の姿は大きく変貌していくだろう。

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