Smart House特集 ミサワホーム

アヘッド ミサワホーム

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時代に先駆けたパイオニア

ミサワホーム [aheadアーカイブス vol.117 2012年8月号]
Chapter
1 住まいは「巣まい」 育める街をつくりたい
2 古の知恵と太陽光発電 時代のニーズの先頭を切る
3 太陽熱も無駄にしない 楽しみながら省エネを推進

1 住まいは「巣まい」 育める街をつくりたい

1000年以上前に書かれた「古事記」では、住まいを「巣まい」と記している。親鳥が風雨や外敵からヒナを守る〝巣〟と、人が暮らす〝家〟には通ずるものがあるとうかがえる。

ミサワホームの住まいづくりの原点はここにある。住まいとは、子供たちがのびのびと健やかに育つための環境であるべきで、単なる器であってはならない、という考え方に基づいている。そして、こうした理念のもと、「環境」「暮らし」「家族」「日本の心」の4つをトータルに育める住まいづくりを追求してきた。その結果、年間のエネルギー収支がゼロになる「ゼロエネルギー住宅」や、CO2排出量がマイナスになる「ECO Flagship Model」など、業界を先導する新たな視点の家を次々と打ち出してきた。

しかし、そうしたスマートハウスをつくることだけをゴールにしているのではないとミサワホームは言う。住宅単体におけるエネルギーの最適化にとどまらず、「スマートシティ」につなげてコミュニティーの一部として機能し、社会のインフラの役割を担うことこそが大切だと考えている。
一軒一軒の家をどうするかという視点にとどまらず、街全体をいかに安心な〝巣〟にするのかという視点は、同社の創業来の理念から来るものである。

2 古の知恵と太陽光発電 時代のニーズの先頭を切る

日本の伝統的な住まいは、高温多湿の夏をしのぎやすくすることに主眼を置いていた。風通しをよくするために開放的な造りにし、軒を深くして日射を遮り、庭の樹木で風向きをコントロールした。

風や光といった自然をうまく活用し、その土地の風土に合った家づくりをするという先人の知恵を生かすことに取り組んできたのが、ミサワホームである。
今では広く知られる太陽光発電システムの道を切り拓いてきたのも、実はミサワホーム。1992年には売電契約第1号を実現し、業界に先駆けて新商品を次々と発表してきた。

そして、風の通り道をコントロールして省エネを支える「涼風制御システム」。温度センサーで室温や外気温を感知し、トップライトやサッシの開閉、シーリングファン、エアコンの自動制御・運転を行うものだが、これもミサワホームが先駆者である。同社がパイオニアとして切り拓いてきた分野は数多い。

3 太陽熱も無駄にしない 楽しみながら省エネを推進

ミサワホームが提案する最新のスマートハウスには、新たなパイオニア的技術が多く組み込まれている。まずは「カスケードソーラーシステム」という創エネ技術の採用。

従来の太陽光発電では、利用できるのは日射エネルギーの一部のみで、残りは無駄になっていた。そこで長年培ってきたノウハウを生かし、太陽光と太陽熱を同時に活用できる技術を開発。屋根から取り込んだ熱を1階の床下に送り、天然の床暖房や室内温風として活用できるようになった。
また、独自のHEMSサービス「enecoco(エネココ)」。電気だけでなく、水道・ガスまでの生活エネルギーの使用状況が一目でわかるようにした。さらにSNS機能の搭載によって、家族間などで情報共有しながら、一人ひとりの省エネ意識を促す仕組みを整えた。

ゼロエネルギー住宅やライフサイクルCO2マイナス住宅の商品化など、業界に先駆けた住まいづくりを進めてきたミサワホーム。省エネ・創エネへの挑戦は、これからも続いていく。
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