DUCATI japan interview 前編 DUCATIは夜も美しい
レーシングレッドと呼ばれる情熱の赤が、ドゥカティのイメージカラーとなったのは'80年代初頭のことだった。当時、経営危機に陥っていたドゥカティには、経営者に欠けているものがあったという。才能あるエンジニアたちによる技術革新と、数々の施策が実を結び、ドゥカティは見事に蘇るのだが、それらを一言で表現するならば、真っ赤な色に投影されるような「情熱」だったとドゥカティ史は語っている。
text:まるも亜希子 [aheadアーカイブス vol.138 2014年5月号]