“犬に快適”〜それは新しいクルマの選択基準

“犬に快適”〜それは新しいクルマの選択基準

アヘッド “犬に快適”〜それは新しいクルマの選択基準

最近、愛犬家が増えたなと思う。私が子どもの頃にも犬を飼っている家はたくさんあったけれど、大抵は番犬として玄関先につながれているのが普通だった。番犬に吠えられた人、数知れず、というのは今は昔の話である。今では、家族の一員として家の中で飼われているのが一般的だ。私の実家にも犬はいて、同僚も友人も仕事仲間も、犬を飼っている人は枚挙にいとまがない。

ここ数年で高速道路にドッグランなどの整備されたサービスエリアが増えたことも、犬を飼う人がもはや珍しくないという事実を物語っている。ドッグランだけでなく、犬用の水飲み場、排泄物用のごみ箱(中にはバイオトイレ)、犬専用の食事やお菓子の販売、シャワーや遊具の設置等々。また犬と一緒に食事ができるドッグカフェが併設されたサービスエリアもある。

そんな折、先月号(Vol・114)でも紹介した、愛犬との宿泊イベントを取材する機会があった。イベントが行われたのは浴室以外のすべての場所で愛犬と一緒に過ごすことができるホテル〝館山ディアナ〟だ。

ここに雑誌『ヴァンサンカン』の読者を募り、愛犬とゆったり過ごしてもらいつつ、日本の犬の置かれている現状を専門家に聞くトークショーなどが行われた。さらに、プジョーがこのイベントに協賛したことによって、「犬にとって快適なクルマとはどんなクルマか」、「クルマにどうやって犬を乗せたら、安全か」などについてモータージャーナリストに講演してもらったあと、プジョー『308SW』に愛犬と一緒に試乗してもらうという新しい試みも実現した。

参加者にとっても知らなかったことばかりのようで、試乗後、「私、気づかないうちに、犬をすごく危険な目に遭わせていたんですね」「犬にとって快適・快適じゃないクルマがあるんですね」「すごくいい体験ができました」と、そんなコメントが聞かれた。

「犬を飼うようになって変わったことは?」 そんな質問を何人かに投げてみたら、「自然の中へ出掛けることが増えました」。犬を飼うまでは、休みに出掛けると言えば、街中だったり、買い物だったり。それが犬を飼うようになると、犬が思い切り走り回れる場所を求めて、少し遠くまで行くことも厭わなくなったという。犬は人を外へ外へ、時には自然の中へといざなってくれる存在でもあるようだ。
であるとすれば、クルマ選びもおそろかにできない。クルマは人と犬を自然の中へと運んでくれるツールでもあるのだから。

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text:若林葉子/Yoko Wakabayashi
1971年大阪生まれ。Car&Motorcycle誌編集長。
OL、フリーランスライター・エディターを経て、2005年よりahead編集部に在籍。2017年1月より現職。2009年からモンゴルラリーに参戦、ナビとして4度、ドライバーとして2度出場し全て完走。2015年のダカールラリーではHINO TEAM SUGAWARA1号車のナビゲーターも務めた。

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▶︎PEUGEOTはイベント当日『308SW』の試乗車を用意。308SWは後席5脚の全てのシートが独立して取り外せるので、シートアレンジが自在。写真のように2列目中央席を取り外せば、クルマの真ん中に犬のスペースをつくることも。これならワンちゃんも安心!www.peugeot.co.jp/


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