女性と子どもの強い味方 富士スピードウェイ

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アヘッド 富士スピードウェイ

いや、もちろんそれもモータースポーツの確かなる一部分だ。だけど、F1なんつー世界のトップカテゴリー、ヒラヒラしたお洋服で優雅にレースを観戦するなんて、まさにドライバーの彼女か奥さんか、またはビッグスポンサーにしか許されていない特権階級だけのお楽しみ。

ヨーロピアンモータースポーツは貴族の遊びに端を発しているから、オカネモチをしっかと頂上に据えた、揺るぎないヒエラルキーが燦然と存在するモノ。

じゃあ私も含め一般モータースポーツ好きはどうするかって言うと、観戦券を購入して入場するのだけど、そうなるとアレが心配な人もいらっしゃるだろう。

トイレ問題である。

スーパーGTの今年の5月の来場者数は9万人を超える。頭によぎるのは渋滞のパーキングエリアとかスキー場の女性トイレの、気の遠くなるような長〜い列。

しかし、トイレだけはなかなかに快適なのがモータースポーツなのである。女子レジャーにおいての穴場的存在がサーキットなのだ。

実は圧倒的に男性客が多いサーキットにおいて、女性トイレは比較的空いていてキレイ。女性比率の低い趣味を持つと、トイレだけは優遇されるのだ。

中でもWEC世界耐久選手権やスーパーGTなど、国際戦も多く開催される富士スピードウェイは今年の5月に行われたスーパーGTから、トイレだけでなく女性やママ観戦者のための授乳室などの施設を増設し、さらなるホスピタリティーの向上に努めているのに注目したい。

今やF1に並ぶ人気のスーパーGTでは、ファミリー層の来場者が年々数を増やしている。F1ブーム世代が親になってサーキットに戻って来たのだろうというのが推測だが、キッズファンも多く、幼児を連れての熱心なファンも少なくない。

そのキッズの増加のために、スーパーGTでは数年前から、ハイレグなど過激な露出のあるレースクイーン衣装を禁止しているほどなのだ(実話)。

一層来場者に優しくなった富士スピードウェイに出掛けてみてはいかが?


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text:今井優杏/Yuki Imai
レースクィーン、広告代理店勤務を経て自動車ジャーナリスト。WEB、自動車専門誌に寄稿する傍らモータースポーツMCとしての肩書も持ち、サーキットや各種レース、自動車イベント等で活躍している。バイク乗りでもあり、最近はオートバイ誌にも活動の場を広げている。

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