マスタングカスタム最前線。LUXZが手がけるマスタングの狙いとは?

LUXZ マスタングR

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2016年末までに日本市場から全面撤退する」というフォードの発表に対し、「いまこそフォード文化を支える力になりたい」と誓ったひとりのアメ車好きがいます。ダッジ・チャレンジャーやフォード・マスタングといったアメリカンマッスルカーを専門に扱うショップ『LUXZ(ラグジ)』を率いる島澤典詳さんです。島澤さんにはLUXZと歩みを揃えるカスタムブランドEDGE CUSTOMS(エッジカスタムズ)の代表という側面も。島澤さんが手がけた”マスタングR”の魅力に迫ります。
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独自のオーバーフェンダーで武装した7代目マスタング
希少なモデルのカスタムはアメ車趣味の至高の喜び
LUXZ マスタングR画像ギャラリー

独自のオーバーフェンダーで武装した7代目マスタング

歴代フォード・マスタングの魅力といえば、ロングノーズ&ショートデッキの力強いデザインを挙げる人が多いと思います。7代目には、エコブーストと呼ばれる新開発の2.3ℓ直列4気筒ターボを搭載したモデルも用意され、さらにその魅力を高めました。

EDGE CUSTOMSのデモカーはそんな7代目マスタングの正規ディーラー車の新車、しかも、最後の左ハンドルのディーラー車となったマスタング生誕50周年記念モデル、50 YEARS EDITIONがベースです。こんなところにも島澤さんの心意気を見て取れます。

その島澤さん作によるマスタングRを象徴するのが、前後のフェンダーに被せるかたちで装着されるフロント&リアのオーバーフェンダーです。これはEDGE CUSTOMSの代表作であり、象徴ともいえるチャレンジャーRの特徴を継承したもの。

フロントリップスポイラー、サイドスカート、トランクスポイラー、リアディフューザーと相まってマスタングの流麗なボディにレーシーな雰囲気を加えています。マスタングRの「R」はもちろんレーシングを意味しています。

希少なモデルのカスタムはアメ車趣味の至高の喜び

マスタングRには、すべてのパーツを装着したフルコンプリートセット(画像)と前後のオーバーフェンダーを除いたセミコンプリートセットがあります。

フルコンプリートセットでは、ホイールをWORK MEISTERシリーズの最新モデル、マイスターL1 3ピースなどに交換し、より自己主張して楽しむことができます。またセミコンプリートセットは、純正ホイールのままでもさまになるライトな仕様です。

各パーツにはボディ同色のノーマルVer.、レーシーなカーボンVer.、メリハリを楽しめる塗り分けVer.の3タイプが用意されており、好みに合わせることも可能です。

長年日本でも販売されてきたマスタングの正規ディーラーモデルが手に入らなくなったのは、一般のクルマ好きには衝撃的なニュースでしたが、独自のルートを駆使して好きなモデルを手に入れるというのは昔からのアメ車好きにとって当たり前のことであり、むしろ楽しみのひとつでした。

LUXZのようなアメ車専門ショップで程度の良いユーズドカーを購入し、「EDGE CUSTOMS」のパーツを装着することで、深いアメ車趣味の世界を垣間見ることができそうです。

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