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スーパースポーツ専用タイヤ クムホ ECSTA PS91。モータージャーナリスト、斎藤 聡氏の評価は?

走り出した瞬間から、神経質なところが見当たらない

試乗してまず感じたのは、思いのほか乗り心地が良いことです。スーパーカー用の超高性能タイヤだと聞いていたので、グリップ性能を高める代わりに適正タイヤの温度レンジが狭いとか、限界領域の操縦性がシビアだといった、そんなイメージを抱いて身構えてたのですが、いざ走り出してみるとじつにマイルド。

シャキッとした鋭さは控えめ。路面にまだ雨が残っている状況でも、走り出した瞬間からヒタッとタイヤが路面をとらえるグリップ感があります。

雨の高速道路でも素直でマイルド。レーンチェンジのような微小舵角で滑らかに応答してくれるし、直進性も良好。ミッドシップ+雨といった条件でもまったく不安なく走ることができます。

雨が上がり路面が乾いてきても印象は変わらず、タイヤが路面をしっかりとらえている感触があり、しなやかに走ってくれます。速いレーンチェンジを行っても、タイヤがヨレることもなく、スッスッとクルマが応答してくれます。

もうひとつ路面が乾いて気が付いたのは、ノイズの少なさです。耳障りな高周波系のノイズがよく抑えられているので、長く乗っていてもストレスを感じません。その点でもECSTA PS91は、快適なタイヤに仕上がっていると思います。

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